梁山泊倶楽部

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青木冨貴子著『GHQと戦った女 沢田美喜』     (梁山泊倶楽部の爺推薦図書) 2018.4.1

戦後70年。日本の市街が無差別絨毯爆撃(とくに焼夷弾による焼き尽し作戦)により、終戦間近に多くの一般市民が犠牲になった。今回紹介するのは、進駐軍兵士等との間に生まれた、混血孤児の養育に生涯を捧げた、沢田美喜を描いた作品である。

 「児童養護施設エリザベス・サンダース・ホーム」の名称は、爺の年代の人間ならだれでも知っているだろう。ホームを創設した“沢田美喜”とは・・・・。テレビの大河ドラマなどに幾たびも登場する、幕末に登場し、幾たびの戦争を商機として日本三大財閥のひとつ「三菱」を起こした、岩崎彌太郎の孫娘である。ニューヨーク在住の著者「青木冨貴子」が、10年の歳月を費やして書き上げた作品が本著である。戦前、外交官の夫「澤田廉三」とともに、米国をはじめ各国在住の実績から、会話はもちろん、相手に臆せぬ交渉術などを身に着けたようだ。ノンフィクションということで、一般の小説などよりは難しいようだが、読み進めるうちに次第にのめりこんでいくようになる。とくに戦後のホーム創設に至る経緯、GHQなどとの交渉過程、はたまた東京の自宅を接収されるなど、G2(進駐軍参謀第二部)ウィロビー少将なども登場する。爺の好きな作家/柴田哲孝の戦後未解決事件ものなどに登場する人物がたくさん登場する。貴方も、是非、単なる「沢田美喜」のエリザベス・サンダース。ホームだけの読み物でなく、戦前・戦中・戦後のドサクサも含めて楽しんでいただきたい。刊行した新潮文庫、著者「青木冨貴子」さんはじめ、出版関係者へのお願いです。いつものように、本著の体裁、奥付、紹介文(コピー)などのblog掲載をお許しください。加えて、文庫化とともに、重版出来をお祈り申し上げます。
青木冨貴子著「GHQと戦った女 沢田美喜」001
新潮文庫刊/青木冨貴子著『GHQと戦った女 沢田美喜』 表紙
青木冨貴子著「GHQと戦った女 沢田美喜」003
青木冨貴子著『GHQと戦った女 沢田美喜』 奥付
青木冨貴子著「GHQと戦った女 沢田美喜」002

青木冨貴子著『GHQと戦った女 沢田美喜』 カバー裏表紙紹介文
青木冨貴子著「GHQと戦った女 沢田美喜」004
青木冨貴子著『GHQと戦った女 沢田美喜』 初出
青木冨貴子著「GHQと戦った女 沢田美喜」006
青木冨貴子著『GHQと戦った女 沢田美喜』 カバー帯紹介文①
青木冨貴子著「GHQと戦った女 沢田美喜」007
青木冨貴子著『GHQと戦った女 沢田美喜』 カバー帯紹介文②
青木冨貴子著「GHQと戦った女 沢田美喜」005
著者「青木冨貴子」略歴(カバー表紙裏の著者紹介より)

テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

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