梁山泊倶楽部

山岳会の会長やってます♪

加藤博二著 『森林官が語る 山の不思議(飛騨の山小屋から)』     (梁山泊倶楽部の爺推薦図書)  [2017.10.14]

 河出書房新社が素晴らしい本を刊行した。加藤博二著『森林官が語る 山の不思議(飛騨の山小屋から)』を紹介する。梁山泊倶楽部の爺(自称「読書家」)は、この本の“底本”(過去に出版された原作本)まで古書市場で入手した。いわゆる「病膏肓(やまいこうこう)」を披露しようというわけである。

 本著の巻末に、…… 「*本書は加藤博二著『飛騨の山小屋』(よみもの新選・1、真実新聞社、一九四八年九月刊)を改題して再刊するものです。表記等は時代背景に鑑み、そのままとさせていただきました。加藤博二氏ないしご家族にお心あたりをお持ちの方は、編集部までご一報いただけると幸いです。」 ……、と記されている。
 梁山泊倶楽部の爺(会長のblog執筆者)として、かつ“読書愛好家増強支援勝手連”として、本書の体裁(装丁)、奥付、表紙帯紹介コピーなどの掲載をお許しいただき、この素晴らしい出版作品の重版出来を祈念したいと思います。

2017年9月30日初版発行/河出書房新社刊
加藤博二著『森林官が語る 山の不思議(飛騨の山小屋から)』紹介

加藤博二著「森林官が語る山の不思議」表紙
河出書房新社刊/加藤博二著「森林官が語る山の不思議」表紙

加藤博二著「森林官が語る山の不思議」奥付
加藤博二著「森林官が語る山の不思議」奥付

加藤博二著「森林官が語る山の不思議」初出
加藤博二著「森林官が語る山の不思議」初出
 「初出」と記載したが「再刊ごあんない」のほうがよいかもしれない。

加藤博二著「森林官が語る山の不思議」著者略歴
加藤博二著「森林官が語る山の不思議」著者略歴
 「著者略歴」と記載したが、生年も没年も不明、加えて出身地もわからない。それほど昔の作品の再刊なのだ。

加藤博二著「森林官が語る山の不思議」目次
加藤博二著「森林官が語る山の不思議」目次
 短編昔話を一冊の本にしたものであり、原著(「飛騨の山小屋」)と全く同じである。

加藤博二著「森林官が語る山の不思議」表紙帯①
加藤博二著「森林官が語る山の不思議」表紙帯①

加藤博二著「森林官が語る山の不思議」表紙帯②
加藤博二著「森林官が語る山の不思議」表紙帯②

<爺の所感>
 本著の底本(原著)は1948年9月(昭和23年)刊『飛騨の山小屋』(真実新聞社)である。太平洋戦争で日本敗戦(昭和20年=1945年)の3年後、国民が職もなく、皆一様に貧乏で、食うや食わずの生活を強いられていた時代だ。爺がこの世に生を受けた頃であり、その後小学生時代も、団塊の世代である我ら60人学級のうち、裕福な生徒は1人か2人であった。したがって、作者/加藤博二氏が森林官(どのような職かは不明だが、営林署で資格を有する特別な人であろうか)として仕事をしたのは昭和初期(戦前)、あるいは大正時代からかもしれない。(あくまでも爺の憶測)
 さて、本著を読んで感じた点を書き連ねてみようと思う。その前に、本著『森林官が語る 山の不思議』を読み、底本(原著)『飛騨の山小屋』も読んでみたくなった。今回の河出書房新社が、どのように底本に手を加え、どのように仕上げて世に出してくるのかを見てみたかった。実は、古書市場から大枚はたいて購入した『飛騨の山小屋』は、ペラペラとめくっただけだ。あとで、ゆっくり、心行くまで楽しみながら読もうという魂胆であるから・・・・・。このblogを書き始める前には、底本(原著)の難解な“旧仮名遣い”や“昔の漢字”がベタベタ現れてくるだろう、と憶測していた。ところが、本著『森林官が語る・・・』(河出書房新社刊)の再刊本と、底本(原著)を見比べたところ、ほとんど手を加えていないのだ。爺はこう考える。森林官(いつからいつまでの官職かは不明)として、博学であり、モノを見る目、文章に仕上げる能力が極めて優れた御仁であったろう、と推察する。

テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ryozanpaku.blog102.fc2.com/tb.php/716-51289258
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

かいちょー

Author:かいちょー
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する