梁山泊倶楽部

山岳会の会長やってます♪

「雪の回廊/八幡平」&「七時雨山(ななしぐれ)」<その1>(2017.5.3-5)梁山泊倶楽部

 岩手県の名山、「雪の回廊/八幡平」&「七時雨山」を堪能した。2017年5月3日~5日、ゴールデンウィーク利用の梁山泊倶楽部山行である。

<その1>として、まず「雪の回廊/八幡平」を報告する。いつものように写真を中心に、梁山泊倶楽部の爺がコメントを付してのUPである。5月3日、我らの本拠地「水戸市」を「爺」こと会長、「麻呂」こと副会長、「ウエさま」こと元会員の3人で出発した。旅立ちの朝は遅く、午前6時の遅立ちとなった。高速道路の渋滞予測では、下り線のピークがこの日、5月3日と報じられていた。今回初めて常磐道を北上するのに、福島県いわきから宮城県仙台へ抜ける、いわゆる福島第一原発事故による“帰還困難地域”を通過する方法を採った。まだまだ高濃度の放射線を発している常磐道北上の様子は<その3>にて報告する。<その2>では、「七時雨山」ならびに悠久の地“イーハトーブ”を想起させる「七時雨山荘」とその付近を紹介する。
 それでは、はじめに<その1>『雪の回廊/八幡平』を堪能した様子を紹介する。

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岩手山、八幡平の麓は桜花爛漫のとき
 5月3日、いま人気のNHK朝ドラ「ひよっこ」のふるさと茨城を出発した我ら“三匹の侍”(三バカトリオ)が北上するのに使用した常磐道を過ぎ、東北道北部へ到達すると、ハイウェイ沿いは満開の桜が出迎えてくれた。それも、ず~っと、だから見事というほかはない。今年は、桜の開花が幾分遅かったと聞き及んでいる。遅咲きの桜花爛漫の恩恵に与った、普段の心がけのよい我らであった。
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一歩「八幡平アスピーテライン」へ入ると別世界が広がる
 これが、我ら「岳人たち」が“血湧き、肉躍る銀世界”である。愛車のスタッドレスタイヤも、この5月連休を過ぎなければ“履き替えない”。
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ここ「八幡平アスピーテライン」「樹海ライン」の雪を開削する機動力がこれだ!
 我らはよく「鳥海山」へも行く。あそこも、まさしく雪の回廊である。さらに鳥海山の秡川登山口には、駐車場から数百メートルの距離に避難小屋「秡川ヒュッテ」があり、5月連休には使用可能なのだ。今回、我らは、八幡平の避難小屋「陵雲荘」を使用させていただいた。どちらも、優劣つけがたい素晴らしい山小屋だ。
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この雪の回廊を見に観光客が訪れる
 今年の「八幡平アスピーテライン」開通は5月15日、「樹海ライン」の開通は5月22日であったと報じられている。この写真よりも、もっともっと雪の壁の高い回廊を見たければ、来年、現地情報を入手して、5月連休以前に来訪されるとよいと思う。この一帯は、火山帯の関係から付近には多くの「温泉宿」も多いし、お値段もピンからキリまで選ぶことが可能だ。岩手県、秋田県の観光大使ではないが、是非、混雑しない時期の自然を観賞していただきたい。
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大分解けたが“雪庇”が綺麗だ
 雪庇の下部の方に雪解けの兆候である“雪の亀裂”が走っている。朝晩は締まっている雪も、この時期には日中の温度上昇で、雪崩が発生する。登山者や道路上部のこうした亀裂にも目を向けていなければ山に入る資格はない。
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八幡平山頂展望駐車場より入山前の「麻呂」&「ウエさま」
 山小屋の薪ストーブ用の薪を橇2台に積み込み、雪上を運ぶ際に転げぬよう、濡れぬようにしっかりとロープで縛った。
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チョットピンボケだが「爺」もフレームに入った
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頂上レストハウス近くの登山口を出発した我ら
 先に書いた「薪を積んだ2台の橇」を引く、「麻呂」&「ウエさま」である。「爺」は記録撮影係だから橇は引いていない。すぐ前を行く「ウエさま」の橇をストックで押して進んだ。
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山小屋近くの雪原を橇を引きながら進む二人
 こうした情景は絵になるのだ。ここでハンディー型三脚をビデオカメラに装着し(手ブレ防止)、少し先を行く我らの仲間二人を撮影する。三脚をザックから取り出すのに手間取り、さらに外付けマイク(ジャーマー装着で風切り音削減)を取り付けたりしている間に、二人が先に進んでしまうのだ。良い映像を撮りたい「爺」の考えを全く考えずに進んでしまうことは毎度のことだけれど・・・・・。
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雪原を薪を積んだ橇引く二人
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“♬雪よ、岩よ、我らが宿り” ・・・今日の宿泊地『陵雲荘』(避難小屋)見ゆる!
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八幡平の雪原に建つ我らのユートピア「陵雲荘」
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避難小屋のエンブレム「陵雲荘」の木版
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“吹雪”、“濃霧”、“氷雨”に叩かれたとき、先に小屋入りした岳人の鳴らす鐘に助けられる
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山小屋「陵雲荘」に入ってから見る日没間近の岩手山
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宵闇迫る八幡平(小屋前の朽木越しに雪原を鑑賞し我れ感傷に浸る)
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橇2台分の薪を擁して赤々と燃える「陵雲荘」の薪ストーブ①
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橇2台分の薪を擁して赤々と燃える「陵雲荘」の薪ストーブ②
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山小屋「陵雲荘」内で寛ぎ夕食準備中の二人
 八幡平の避難小屋「陵雲荘」の雰囲気を感じとってほしい。とても立派に作られた避難小屋、そして綺麗に整理整頓された小屋内部。さらには、設置されている薪ストーブ。もっとも、薪や焚き付けの類は置いてない。夏場で急遽避難した御仁は、周りの樹林帯まで行って「薪」を拾い集めてくることが必要だろう。もっとも、拾い集めた「生木の薪」を燃焼させることは至難の業であろうと思う。
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山小屋内部の様子が分る位置から撮影
 この「陵雲荘」の内部はこのようになっている。この山小屋は、あくまでも避難小屋である。私たちも、本来なら初期の目的をもって宿泊することは許されないであろうと思う。恐らく普段からこの山小屋を愛し、清掃や管理を行っている山岳会などの方々ボランティアで入山し、山小屋の管理や登山者指導を行っているのだろうと思う。この山小屋の寝所床下には、いくつものスーツケース、保管箱などが置かれているし、2階寝所には銀マット、毛布などが置かれている。
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翌朝(5月4日)爺ひとり“八幡平漫歩”旅立ちの山小屋『陵雲荘』
 「麻呂」&「ウエさま」の二人は、既に出立した。当初の目論見(予定)では、八幡平山頂から畚(もっこ)岳を経て、松川温泉までの“裏岩手山縦走漫歩”であった。しかし、どうしたわけか、二人共「この眩しいばかりの美しい雪原」に尻込みしてしまい、本日の行程を「畚岳雪見散歩」としてしまったらしい。「爺」は、昨夜の深酒が祟り、二日酔いを脱しきれず寝袋に入ったまま、二人が山小屋を出発するのを見送った。そして、八幡平漫歩の時間が到来したのだ。
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スキーツアー用標識「NO.282」
 山小屋「陵雲荘」のストーブ上部の壁際に「NO.300」が置いてあった。はて?・・・これは一体何だろう!と思っていたのだ。山小屋を出て、少し歩いた場所に、この「282」はあった。ははーん!なるほど~! そこで、ピーンと閃いた。かつて、爺の若かりし頃、蔵王スキー場、吾妻連峰「明月荘」などで見たことがあった。確か、山中のスキーツアー用標識であった。
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スキーツアーを楽しむ人たちに出逢った
 “源太分れ”付近で出逢ったのは、この集団であった。スノーシューなどを楽しむ人たちを見かけることはあるが、最近ではとくと見なくなった「スキーを履いた」岳人であった。おそらく「茶臼岳」を経て、「茶臼口」あたりまで行くのであろう。
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「八幡平アスピーテライン」を駆け上がってくる観光客の車
 おそらく源太清水の上部、雪壁の上からアスピーテラインを俯瞰撮影した一枚。
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雪壁上部より眼下に「アスピーテライン」&「岩手山」遠望
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樹海ライン沿いの「藤七温泉」(望遠で撮影)
 同じ雪壁上部より雪中に埋もれるように見える「藤七温泉」の建物。とても立派な温泉宿だ。宿泊料金も、きっと、いいお値段であろう。
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「八幡平頂上レストハウス」遠望
 これも、アスピーテラインの遥か上部の雪壁から撮影した一枚である。ビデオカメラで撮影したものなので、一眼レフであったら、さぞかし綺麗な写真が撮れたと思うこと、しきりであった。この山旅出発まで、一眼レフも準備していたのだが、いくら簡単な登山行程であっても、重量級のマグネシウム合金製のカメラを持ち歩けるほど若くはないと、思い知った次第だ。
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流麗な曲線美を見せる「畚(もっこ)岳」&アスピーテライン
 あの「畚岳」へ登っているのが、我らの仲間「麻呂」&「ウエさま」である。なんとも「ウラヤマシイ~な~」。
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「爺」の八幡平雪原漫歩も無事終了
 登山口の八幡平展望駐車場(レストハウス)へ帰ってきた。燦燦と輝く太陽を背に、二日酔いの身を持て余しながらの雪上歩行、楽しかったナー!果たして、別行動の二人「麻呂」と「ウエさま」はどうしているだろうか。

テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

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