梁山泊倶楽部

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三浦綾子著『母』(梁山泊倶楽部の爺推薦図書)  [H29.2.11]

 三浦綾子作品を紹介する。平成4年3月初版発行の大分昔のものであるが、梁山泊倶楽部の爺が初めて読んだ素晴らしい作品なので、ここに改めて紹介する。

 皆さまご存知のとおり、三浦綾子さんはキリスト教信者である。このように紹介してよいものかどうかわからないが、ご勘弁いただきたい。この信仰を題材に描かれる場面が多いことも知られるとおりである。人間とは、人間が本来持っている心のやさしさ、貧困など題材が我らに改めて考えさせられることが多く含まれている。著者三浦綾子の意図するところかもしれない。凡人の爺には、作品に触れて初めて、ひととしての未熟さ、いい加減に生きてきたことを考えさせられることが殆どである。作品を紹介させていただき、是非、大作家三浦綾子の訴えたかったことを、一人でも多くの読者に、改めて作中の出来事に溺れていただきたいと思う。
三浦綾子著『母』表紙
角川書店刊/三浦綾子著『母』表紙
三浦綾子著『母』奥付
三浦綾子著『母』奥付
三浦綾子著『母』参考文献・資料
三浦綾子著『母』参考文献・資料

 この参考文献・資料をご覧いただくとわかるとおり、この作品は小林多喜二の母を描いたものである。昭和8年、日本中が軍靴の音高くなりつつある時代、特高警察の拷問によって警察署内で死亡した作家である。『蟹工船』など当時の過酷な労働者生活などを描き、党生活者として地下活動を余儀なくされ、挙句の果てに拷問の末に警察署内で死亡した人の母の聞き語りを描いている素晴らしい作品である。梁山泊倶楽部の爺は、これらの作品を小学生か中学生の頃に読んでいるし、その後も何度も読んだ本である。母の語りを描くところなど、大作家三浦綾子である。三浦綾子作品には『泥の河』など素晴らしいものが多くあるので、読書家の貴方に、いくつも読んでいただきたいと思う。

テーマ:読んだ本の感想等 - ジャンル:小説・文学

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