梁山泊倶楽部

山岳会の会長やってます♪

岩手山登山記録(梁山泊倶楽部夏季山行《その3》)H26.8.21-24

 『八幡平、岩手山』登山報告も最終稿となった。今回は、梁山泊倶楽部夏季山行のうち、「岩手山」について写真を中心に報告する。

 豪雨をもたらした前線の張り出しにより、当初の計画を大幅に変更した。8月21日、22日を八幡平散策と大深温泉にての温泉三昧、今日(8月23日)はいよいよ「岩手山」へ向けて出発する。大深温泉を名残惜しくも去る朝を迎え、装備類を車に積み込んだ我々は、一路「八幡平樹海ライン」、「松川温泉」を経由して、滝沢(柳沢)へ向けて出発した。この山行の一番の目玉であった「裏岩手縦走」をあっさりと断念し、気持ちを切り替えて“馬返し”から“岩手山”山頂を目指すのだ。
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東北道「岩手山SA」ログハウスベンチ (8/23 AM 6:47)
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岩手山SAにて朝食
 馬返し登山口へ移動するには、東北道/松尾八幡平ICから滝沢ICまで2区間利用する。大深温泉では、朝早くから炊事用のストーブを使用すると、他の宿泊客の安眠妨害になると思い、朝餉をとらずにここまで来たのだ。岩手山SAには、格好の休憩施設(ログ造りのベンチ)があり、早速お湯を沸かして、カップ麺と餅を食した。
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岩手山/柳沢コース「馬返し」駐車場 (AM 7:56)
 馬返し駐車場は、結構広く相当数の車が駐車可能だ。この日(8月23日午前8時前)は、まだ車も3分の1程度の収容であった。前日までの降雨のため、登山を控えている岳人も多いのだろう。しかし、翌24日、下山して驚いた。この駐車場が満杯になっていたのだ。24日は天気も良く、日曜日であったからであろう。この岩手山は、軽装で、日帰り登山を楽しむ地元の方々が多いようだ。
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駐車場隣接の素敵なトイレ
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5分も歩くとキャンプ場自炊ハウス (AM 8:05)
 建物の周囲には、堆く薪が置かれていた。
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「な~るほど」、薪を八合目山小屋へ運んでくれ!ということか
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キャンプ場にある「鬼又清水」
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キャンプ場端の登山口にて「登山届」提出 (AM 8:09)
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山頂まで親切に続く「道標」 
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〇・五合目より700m登ってやっと二・五合目まで来た 
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眼下の滝沢、小岩井農場、盛岡市街を一望 (AM 10:03)
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昨日までの天気が嘘のようだ (AM 10:17)
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五合目付近の「駒鳥清水」  (AM 10:58)
 馬返しからの柳沢コースには、「旧道」と「新道」が並行して敷設されている。我らは、登りに「旧道」、下山に「新道」を使用した。どちらかというと、「新道」のほうが若干“らく”かもしれない。しかし「新道」は、ず~と、樹林の中の“岩溝”状の登山道を歩くことになる。「旧道」は、山裾を巻くように進むため、眺望もよく、ときどき“爽やかな涼風”が吹き抜ける。我らの山行の8月23日には、少し冷たい風が吹き抜ける個所もあり、ウィンドヤッケを着用した。この「駒鳥清水」の水場があったか否かは見ることができずじまいであった。小さな丘状の場所で、昨日降った雨が草木や腐葉土に蓄えられ、崖状のところから滴っていたものが、駒鳥清水ではないかと思う。夜露や降雨がなければ水滴となって、落ちてはこないのではないだろうか。(誤っていたらゴメン!)
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五合目にて休憩する登山者たち (AM 11:00)
 大岩の左側に寝ている石が「五合目標柱」である。素晴らしい眺望を肴に、登山口の鬼又清水から持ち上げてきた冷たい水を飲むのも良いものだ。
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「大蔵石」と呼ばれるのがこれだろうか! (AM 11:31)
 登山口の馬返しに「落石注意」の看板があった。恐らく、この大岩のことだろう。にもかかわらず、大岩の周辺で休憩している御仁もいる。危険なので注意事項は必ず守らねばならない。もう少し登って岩の付近まで行ったところ、ここにも「落石につき近づかないように!」との注意看板が立っていた。
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頂上へ向って左側の“がけ崩れ”個所 (AM 11:53)
 この附近は山体が大きく崩れている場所である。日光などでいう「ナギ」である。火山性の山特有の崩れであろう。富士山では随所にこのような場所があるが、有名なのが「大沢崩れ」である。岩手山も火山の山であるから、大雨や地震による山の崩壊が、これからも進行するであろうことが予測される。
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やっと七合目まで来た (PM 0:30)
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七合目まで来ると「岩手山八合目避難小屋」が見える、目の前だ!
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七合目よりほどなく「八合目避難小屋」へ到着 (PM 0:40)
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登山者を迎え入れる最高の宿り「岩手山八合目避難小屋」の大きなプレートが神々しい
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山小屋前の迸る「御成清水」を汲むオーさん
 事前調査や登山口の注意事項に、「八合目の御成清水」は枯れており、いくらも出ていないので、登山口から持参するように書いてあった。つい最近、水源からのパイプを修理して、迸るほどの冷たい水が出るようになったという。よかった、よかった!我々は、この上にある「不動平避難小屋」を利用させてもらうつもりなので、飲み水用+炊事用の水を汲んで、背負って登る。
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八合目避難小屋付近より岩手山の外輪山を望む (PM 0:58)
 もう岩手山八合目では、初秋の気配を感じる頃となり、葉が少し枯れ気味のシシウドを点景に、岩手山外輪山の山体を眺める。
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同じ八合目の“鬼ケ城”基部に素敵な外観を呈している「不動平避難小屋」が見える (PM 1:04)
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不動平避難小屋分岐経由して岩手山山頂を目指すハイカー (PM 1:04)
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山頂と不動平避難小屋・八合目避難小屋分岐標柱
 標柱脇の「オーさん」、避難小屋へ急ぐ「麻呂」。当初の計画どおり実行していれば、昨晩は三石山荘(避難小屋)へ宿泊し、今日、この不動平避難小屋へ入る予定であった。それこそ、当初の目論見である「裏岩手縦走山行」の極めつけであったのだが・・・・・。
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山小屋前には、百花繚乱の花々が咲き乱れる
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不動平避難小屋に荷物を置いて、さあ、岩手山山頂を極めに行こう! (PM 1:45)
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外輪山へ登る途中で、「岩手山外輪山の斜面」と「紺碧の空に湧く雲」を額縁に入れてみた! (PM 1:56)
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岩手山外輪山の渕に立つことができた! (PM 2:04)
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外輪山を伝って、向い側に見える「薬師岳」(頂上2038m)を目指す (PM 2:04)
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岩手山頂上(薬師岳2038m)に立つ「麻呂」、「オーさん」 (PM 2:22)
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山頂に立つ「麻呂」、「オーさん」 (PM 2:24)
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「爺」も記念撮影してもらいました!
 ウィンドヤッケの裾をニッカーズボンに入れているのは、別に、新たな流行を呼ぼうとしているのではありません。気温は高いのですが、吹き付ける風が強く、体感気温が低くなり、寒いからです。
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山頂より外輪山越しに眼下の街並みがくっきり見える
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外輪山巡りを決行する「麻呂」と「オーさん」の二人
 爺は山頂までにバテバテとなり、来た道を帰り、山小屋へ戻ることにした。加えて、外輪山めぐりの二人を撮影する。
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外輪山の反対側(町の見える側)を歩く二人 (PM 2:37)
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山頂部より八幡平側の沼を俯瞰鑑賞
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外輪山上に「麻呂」、火口底付近に「オーさん」が行く (PM 2:43)
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「外輪山」と二重火山を形成する「妙高山」(左の赤茶けた山)が美しい
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外輪山より須走道を下山途中に咲くイワブクロ(ゴマノハグサ科) (PM 2:51)
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岩手山山頂散策より不動平避難小屋へ戻る (PM 2:59)
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さあ、いよいよ夕食の準備だ! (PM 4:07)
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食糧担当の麻呂も山小屋で、ほっと一息入れる
 今回の山行では、当初予定どおり行けば『裏岩手縦走』であったことから、極力簡素で軽量な食事メニューを考慮していた。今宵の夕食は五目御飯をボイルし、少しのおかずで済ませる。その前に、三角点踏破・藪好き「麻呂」は、「“鬼ケ城”に行きたい」という。爺もオーさんも、早く食前酒にありつこうと“鬼ケ城”見物散策はキャンセルした。その夕餉前の散策より山小屋へ戻って、一服している麻呂であった。
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“鬼ケ城”の摩訶不思議な景観 (8/24 AM 5:07)
翌朝(8月24日下山予定日)、爺は夜明け前に起床して、昨日、麻呂が見てきた“鬼ケ城”を見学に行った。麻呂の辿った岩壁上部ではなく、山小屋同宿者のお勧めである、岩壁基部より見上げる“鬼ケ城”鑑賞である。城塞のような大きさの石が累々と、自然の摩訶不思議な現象によって、積み上げられている。まさしく「鬼の城」である。
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本来なら、昨日、この奇岩怪石の累々とした岩壁基部を通ってきたはず・・・・ 
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岩手山の御来光 (8/24 AM5:12)
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一夜の宿りを願った「岩手山八合目/不動平避難小屋」を出発して下山開始 (AM 6:10)
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高山植物咲き乱れる登山道を八合目避難小屋へ向かう 
 群生する「ハヤチネウスユキソウ(キク科)」
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ハヤチネウスユキソウ(キク科)のUP撮影
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群れをなして植生する花/アカミノイヌツゲ(モチノキ科)
 この植物名は誤っているかもしれない(知っている方はお知らせください)
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ミヤマハンノキ(カバノキ科)
 豪雪地帯なので、低木が繁茂している。
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秋の気配を感じさせる草紅葉 (AM 6:17)
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朝の光を受けて山も草木も目を覚ます(八合目避難小屋近く)
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今日もまた、下界の街が見える場所へ来た (AM 6:44)
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下山はずーと「新道」を辿ってきた 
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馬返し登山口へ戻ってきた(ちょっとピンボケ) (AM 9:31)
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馬返し登山口キャンプ場(駐車場より6-7分のところ)より岩手山を振り返り見る (AM 9:42)

テーマ:登山・ハイキング - ジャンル:旅行

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