梁山泊倶楽部

山岳会の会長やってます♪

秋田・岩手県『八幡平、岩手山』(梁山泊倶楽部の山行記録《その1》)H26.8.21-24

 茨城県山岳連盟加盟「梁山泊倶楽部」の夏季山行第二弾、東北地方の名山『八幡平、岩手山』を報告する。平成26年8月21日(木)~24日(日)の3泊4日行程である。出発間際になって、九州、四国、そして広島に史上稀な豪雨被害をもたらした前線の影響を心配しながらの出発であった。




 梁山泊倶楽部の本拠地・水戸市を21日午前3時に出発、常磐道・磐越道・東北道を経由して、十和田八幡平国立公園の入口となる松尾八幡平ICにて東北道を降りた。一路、八幡平アスピーテラインを快適に走り、茶臼口バス停にて「麻呂」と「オーさん」の2名を降ろした。追々、報告するつもりであったが、今夏の山行第二弾の目標の一つは、八幡平散策+大深温泉のオンドル小屋宿泊である。加えて目標の二つ目は、裏岩手縦走(籐七温泉~畚岳を経て大深山荘、三石山荘、そして岩手山山頂を極める)であった。
 しかし、大きな被害をもたらした前線通過は、我らの入山した東北地方にもおよび、裏岩手縦走を断念せざるを得なかった。その代替えとして、大深温泉2泊+八幡平を極め尽くし、岩手山を柳沢コース(馬返しより往復登山) に変更実施した。

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八幡平アスピーテライン「茶臼登山口」 (8/21AM09:30)
 この山行に臨んだのは、首謀者「爺」、藪&三角点狙い「麻呂」、山も経済も薀蓄の塊「オーさん」の3人であった。一番軟弱な「爺」が本日の八幡平、明日・裏岩手縦走(断念)の車両回送要員として参戦したのだ。爺は、茶臼山を目指す二人を降ろして、八幡平頂上バス停までマイカーを回送した。そして、11時5分発のバスを利用して黒谷地へ戻り、先行する二人と合流するのだ。
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八幡平頂上バス停
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八幡平頂上レストハウスバス停より乗車した「八幡平自然散策バス」車内 (AM 11:05)
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黒谷地にて「八幡平自然散策バス」を下車 (AM 11:10)
 このバスに乗車したのは1区間(5分)であった。5分ぐらいなら山男なんだから歩きなよ!と言われそうである。しかし、この日は雨降りであった。それに、八幡平(湿原)を歩く装備、山靴、雨具などの準備が必要であった。先に掲載した大型バス車内の写真のとおり、この日は大雨で爺一人の乗車であった。バス会社にはとても気の毒に思ったが、毎日運航する夏季臨時便のため、一区間(170円)の乗客でも、載らないよりはよいか!
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黒谷地バス停にて下車 (AM 11:10)
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黒谷地湿原は高山植物の宝庫「オヤマリンドウ」
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黒谷地湿原に湧く「熊の泉」(水場) (AM 11:35)
 麻呂とオーさんに合流した黒谷地湿原には「熊の泉」と呼ばれる水場がある。ハイカーにとっては、とてもありがたい水場の存在だ。彼らは茶臼登山口より入山し、茶臼岳(茶臼山荘=避難小屋)を経て、ゆっくり2時間ほど掛けて散策して黒谷地にて爺と合流したのだ。まず、一つ目の車両回送業務を終えた爺であった。
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八幡平の木道を歩み、広大な湿原を散策
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八幡平も雨で木道が浮いていた
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黒谷地分岐(茶臼岳と源太森の中間) (AM 11:40)
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黒谷地分岐の展望台 (AM 11:42)
 黒谷地分岐には展望台が設置されており、格好の休憩地点だ。生憎、この日は雨、普段の心掛けが現れてしまったようだ。150cm程度の展望台からは、広々とした湿原と幾つかの池塘を鑑賞することができる。本来なら、晴天日には見はるかす彼方に、東日本を代表するような山々を展望できるのだろう。残念至極、しかし、“けっして山は逃げない”。裏岩手縦走路を歩む旅と碧空の下の八幡平に再見しようと思う。
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黒谷地分岐展望台より見る「池塘群」
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岩溝の水流をわけて歩む
 前線がもたらした大雨の影響は、この八幡平散策でも味わうこととなった。ここ、黒谷地分岐より安比岳分岐、源太森へ向かう登山道は岩溝の水流をわけて進む。また、或るところでは、抉れた登山道の両側の土壁に右足を突っ張り、次に左足を次の土壁に突っ張りながら進むのだ。麻呂は、土壁から顔を出していた小さな石に右足を掛けたが、不運にも、その石がポロリと落ち、登山靴もろとも水流に右足をドボンと突っ込んでしまったのだ。そこは風流人の麻呂、平気な顔して散策を続けていたのだ。
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初秋間近の八幡平登山道界隈 (PM 0:17)
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タカネヤハズハハコ(キク科)
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ゴマナ(キク科)
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ミヤマアキノキリンソウ(キク科)
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オオノアザミ(キク科)
 地元では「アオモリアザミ」と呼んでいる。高山植物辞典にも呼称として掲載されている。
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白いアザミの花
 珍しいので撮影した。紫色の花が終わって白くなったようには見えない。他のアザミ(花が終わった)は、茶色くなって枯れていたのに、このアザミだけはなぜか白花のようだった。
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ベニバナイチゴ(バラ科)
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八幡沼近くの木道を洗う水流を増した小沢 (PM 0:51)
 この日(初日=8月21日)は気づかなかったが、この小沢は左側にある八幡沼から注ぎ込んでいる。最も雨の強かった時間帯は、恐らく、この木道も水を被っていたのであろう。雨の中を八幡平頂上レストハウスにて購入したビニール傘をさしてのビデオ撮影であった。
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タチギボウシ(ユリ科)
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避難小屋「稜雲荘」 (PM1:00)
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陵雲荘の内部①
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陵雲荘の内部②
 八幡平には二つの避難小屋がある。ひとつは「茶臼山荘」、もうひとつは「陵雲荘」である。爺は陵雲荘のみ見ることができたが、恐らく二つの山小屋(避難小屋)ともに、素晴らしいものであろう。陵雲荘には薪ストーブが設置されており、雨や風に吹かれた折には、火を起こして暖をとることができるだろう。
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八幡沼に落水する滝を陵雲荘入口デッキより遠望
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八幡平頂上の標柱前にて記念撮影 (PM 1:25)
 八幡平頂上に到着した。もっとも、この辺は観光客がスニーカーやサンダルで訪れる場所である。レストハウスから歩いて10分~15分で来れるところだ。
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八幡平頂上レストハウスにて寛ぐ仲間たち (PM2:00)
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八幡平散策トレッキングを終えて「大深温泉」のオンドル小屋へ投宿 (PM3:00)
 梁山泊倶楽部の夏季山行第二弾「八幡平、岩手山山行」のうち、八幡平トレッキングを終了して、大きな目的の一つであった「大深温泉」のオンドル小屋へ入った。
 この「大深温泉」については、《その2》として別掲としたい。また、最後の目的地「岩手山」については、《その3》にて報告する予定だ。

テーマ:登山・ハイキング - ジャンル:旅行

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