梁山泊倶楽部

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柴田哲孝著『国境の雪』(梁山泊倶楽部の爺推薦図書)

 作者、柴田哲孝の愛読者を自負する爺が、またまた新作本『国境の雪』を紹介する。爺が、まだ現役であった頃、会社の同僚とともに行き、帰りの通勤電車にて、競って小説を読み漁っていた。お互いに好みの作家を中心に、車内の携帯電話(現在はスマホか?)を操作する乗客(通勤、通学)を尻目に、本にかじりついて読んでいた。その、会社の同僚から勧められたのが柴田哲孝著『下山事件 最後の証言』であった。その後、『KAPPA』、『TENGU』などを紹介されて読んだ。その後も、柴田哲孝作品を探しては購入し、読み耽ったものだ。

 まずは、本の体裁などから紹介しよう。

柴田哲孝著「国境の雪」001
角川書店刊/柴田哲孝著『国境の雪』表紙
柴田哲孝著「国境の雪」002
角川書店刊/柴田哲孝著『国境の雪』奥付
 発行年月日を見ると、平成25年1月初版であるから、1年以上前の作品である。確か、書店の書架では見ているだろうが、現役最後の社史発刊作業(完成後の発送)の最終局面であったことから、この作品を見逃していた模様だ。
柴田哲孝著「国境の雪」003
柴田哲孝著『国境の雪』著者略歴
 今回の紹介にあたり、改めて作者の略歴を見たが、幾多の受賞を経験していることがわかる。とくに、『下山事件 最後の証言』で、第59回日本推理作家協会賞、第24回日本冒険小説協会の評論・実録部門賞のダブル受賞。また、『TENGU』で第59回大藪晴彦賞を受賞している。凄い作家である。
柴田哲孝著「国境の雪」004
柴田哲孝著『国境の雪』初出
柴田哲孝著「国境の雪」005
参考文献(その1)
柴田哲孝著「国境の雪」006
参考文献(その2)
柴田哲孝著「国境の雪」007
参考文献(その3)
柴田哲孝著「国境の雪」008
柴田哲孝著『国境の雪』表紙帯より①
柴田哲孝著「国境の雪」009
柴田哲孝著『国境の雪』表紙帯より②
 この『国境の雪』を紹介するのは、少し、難しい。表紙帯のコピー文句よりご案内する方が無難であろう。『“事実に基づいた超弩級リアルフィクション”』と描かれている。爺が簡単に説明するとすれば、最近の映画、ドラマによく見られる映像制作手法を駆使し、各国の国家元首などが実名で登場する“超アクション小説”とでも表現したい。近隣国である北朝鮮、中国、韓国、そして米国などの国家元首ともいうべき人物が、実名で登場する。この本を描くにあたり、著者・柴田哲孝は、参考文献として3ページにも及ぶ資料を使用している。普通の小説ならばあり得ない膨大な資料群である。爺の手がけた社史編纂にも匹敵するほどの分量である。それだからこそ、“フィクション小説”といいながら、他国や国家元首級の実在の人物を登場させ、歴史的事実関係を絡めて作品を仕上げたのであろう。これは『下山事件 最後の証言』の制作手法と同じ流れを汲むように思う。まさしく、著者・柴田哲孝の本領の発揮どころともいえよう。

テーマ:読んだ本の感想等 - ジャンル:小説・文学

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