梁山泊倶楽部

山岳会の会長やってます♪

蝸牛文庫『舟生ジャズフェスティバル』(H25.8.11開催報告)

 平成25年8月11日(日)、蝸牛文庫主催『第6回 舟生ジャズフェスティバル』が“山間に響くジャズ”をテーマに賑やかに開かれた。午前11時開演に先立ち、演奏ビッグジャズバンドの2チームが、9時過ぎにバス2台を駆って、奥久慈の山中会場“旧舟生分校”に到着した。

 この演奏会を開催するには、私設図書館「蝸牛文庫」を取り巻く方々の揺るぎない結束と、厚い信頼関係から成り立っている。遠路バス2台で演奏に馳せ参じる、茨城県立水戸工業高校と茨城県立東海高校のビッグバンドチームの部員たち。そして、指導する先生等の協力は称賛に値する。顧問の沼田先生と蝸牛文庫を主宰する私設図書館長Mとの、古く長い付き合いから“山間に響くJAZ”が湧き起こったらしい!
 そして、数週間前から会場(校庭)の草刈、前日からの会場設営・物品調達、70名~80名の演奏部員たちの昼食、飲み物、果物などの準備・接待などなど・・・・、いわゆる蝸牛文庫シンパの支援があって6年間、途切れることなく真夏のビッグバンドジャズが聞けるというものであろう。
 演奏者にとって、会場を埋めるジャズファン、支援者、演奏者の家族などなど・・・・、遠路はるばる猛暑続きの中を、駆けつけてくれる人々がいる。なんとも有難きことかな・・・・。
 準備の模様や当日の演奏風景を写真にて報告いたします。演奏者側でビデオ録画していたようなので、そちらの方は、水戸工業高校、東海高校などで編集したDVDをお求めいただきたい。

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会場の山方小学校 旧舟生分校『ここに舟生分校ありき』の碑
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二宮尊徳像
 かつて正門のあった付近に鎮座する「二宮尊徳」像、記念の碑は、当校を巣立った地元の方々のかけがえのない遺産である。2階4教室を使用させていただいている蝸牛文庫にとって、図書や音楽を愛する地域の方々のオアシス的存在になることが夢であろう。校舎も、校庭も、樹齢数百年のケヤキ、桜樹などなど・・・・、いずれも大事に大事にしたいものばかりだ。
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前日(8月10日)の事前準備 
 国道118号線より水郡線の踏切を渡り、旧舟生分校まで、案内看板ならびに道路標示を行った。
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除草・掃除後の観客が座る木陰 
 見違えるほどきれいになった。沢山の聴衆が来てくれるとうれしいナー!
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桟敷席のポール建ても終わった(前日)
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当日(8月11日)天幕張り、ブルーシート敷き
 我ら、梁山泊倶楽部の爺、マー君、麻呂+蝸牛文庫館長の4人は、前日の準備作業後に旧舟生分校に宿泊した。当日の準備もあり、連日の猛暑対策として早朝の作業をするため、泊まり込んだのだ。8月11日の夜明け前は、太陽の眩しさもなく、涼風が吹き渡り、肉体労働をするには格好の状態であった。もちろん、地元の温泉に入り、冷たい飲み物などを所望したことは言うまでもない。
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宿泊した蝸牛文庫(廊下部分)
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版木の切り絵展示
 廊下には芸術作品ともいえる『卒業アルバム』が展示されている。本日演奏する水戸工業高校の卒業生を版木に切り絵風に工作した作品である。当時の先生が、教え子たちの似顔絵を版木に残す。糸鋸による制作だそうだ。黒い部分(髪、目、眉、鼻、口など)を糸鋸で切り取り、空洞化させて絵を描いている。元先生の作品はほかにもあり、いずれも目を見張るものばかりだ。蝸牛文庫は図書館であるが、このような作品や地元の方々の作品なども、季節を変えて展示している。
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8月11日午前9時、両校のジャズ演奏チーム到着
 2台のバスでやってきた若きメンバーたちは、昨年の3年生が卒業し、新人を迎えての夏季演奏会である。久慈川を挟んで、奥久慈の屋根ともいえる山脈を大緞帳にした、旧舟生分校校庭の演奏舞台に立つのだ。
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校庭の演奏会場へ急ぐメンバーたち
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楽器を運び込み、チューニングに余念がない
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猛暑の中での演奏開始前
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水戸工業高校「ブルー・ビギナーズ」を引率する沼田先生
 チューニング、楽器設定などに余念がない。開始前から大汗の状態である。
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演奏開始前の練習風景
 東海高校「イースト・オーシャンズ」のメンバー
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沼田先生の開演あいさつ
 いつものように、ユーモアあふれるオープニングである。それにしても暑そう!
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ちっちゃなファンも多い
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演奏風景①
 水戸工業高校「ブルー・ビギナーズ」
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演奏風景②
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音楽CDも販売中
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木陰の鑑賞者たち
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二宮尊徳だって読書しながら聞き入ってますヨ!
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座席フリーだから・・・桟敷席
 前日の猛暑の中、桟敷席のポールを立てたり、駐車用の白線を引いたりした甲斐があった。茹だるような会場に、ようこそいらっしゃいました。ほんとうにありがとうございました。
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ラストの2チーム合同演奏
 合同演奏に“水を差している”のではありません! 校庭の照り返しを少しでも防ごうと、水を打っているのです。蝸牛文庫を主宰する図書館長M氏の姿があった。
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最後の曲の演奏終了、来場者へ全員であいさつ
 ほんとうに猛暑の中を、県内でも温度計のメモリがヒートアップする奥久慈・常陸大宮市舟生の地へ、ようこそおいでくださいました。直射日光に焼けた楽器で火傷はしませんでしたか? 渾身の演奏、ありがとうございました。
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演奏者へ花束贈呈
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演奏した皆さんは昼食タイム
 昼食は、旧舟生分校内「蝸牛文庫」(教室)でとります。やはり暑いためか、冷たくて食べやすい「そうめん」が売れ筋です。
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演奏チームの生徒たちに昼食提供のお手伝いチーム
 皆さん、遠くから駆けつけて、お手伝いいただきました。ありがとうございました。
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昼食風景②
 毎日厳しい練習を続けているせいか、両校の生徒たちは、みんな礼儀正しく、しっかり者たちでした。
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空いている場所で、思い思いに昼食をいただく!
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昼食風景③
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昼食風景④
 「イースト・オーシャンズ」チーム
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昼食風景⑤
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蝸牛文庫シンパのお手伝い衆
 主催者側のお手伝いとしては、昼食はまだである。設営資材の後片付けがある。
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お別れのとき
 両チームの生徒たちは、これから奥久慈「袋田の滝」へ向かい、森林のオゾンと滝のミストで涼をとりに行く。もっとも、両校の心遣いで、“山間に響くジャズ”演奏が主であろうが、この舟生ジャズフェスの主催者、鑑賞者などに、心の負担をかけまいとする心配りとも受け取れる。
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お別れのとき②
 ジャズの演奏も、このような田舎でやる経験は少ないかもしれない。しかし、彼ら(演奏者=生徒たち)が、もう少し成長し、社会人にでもなったときに、昔々廃校になった分校の校庭で、しかも、物凄く暑い夏の日に、二つの異なる高校のビッグバンドチームが、一所懸命に、奥久慈の山間に響くジャズを演奏したっけ!・・・・、と思い出してほしい。
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お別れのとき③ 
 両校が、人一倍頑張って演奏し、両校が、ともに集い、ある夏の日を過ごした場所があった。茨城県常陸大宮市山方町舟生「山方小学校 旧舟生分校」。地元の方々に愛(いつく)しまれ、私設図書館「蝸牛文庫」と形を代えて生きている。
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お別れのとき④
 2台のバスに乗って、奥久慈「袋田の滝」へ向かう
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また来年の夏、お逢いしましょう
 嵐のような2校のジャズ演奏が終わり、次の目的地へ旅立つ。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

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