梁山泊倶楽部

山岳会の会長やってます♪

高杉 良著の産業小説考(梁山泊倶楽部の爺)

 今日は分別もなく、年老いた山屋の独り言です。最近は膝痛もあり、社史の編纂も佳境に入り、山入り回数も減少している。一方、読破数は反比例式に上昇中である。もっとも、難しい本はあまり読まずに、ストーリーを追いかけたり、仕事の一環として歴史、政治・経済、金融関連の小説や他社の社史などを捲っている。そんなこともあって、多分、ここ1年間で読んだ(目を通したというべきか)本は、約130冊~140冊になると思う。新刊本をそんなにたくさん購入したら、爺の家が傾いてしまうので、本のリサイクルショップへ行き、とくに100円(税込み105円)コーナーから物色する。好きな作家の本を読みつぶしてしまうと、仕方ないので、つくば市内の某書店で真新しい本を購入して読んでいる。今日は本の命、本との出会い、そして別れなどについて、徒然なるままに書いてみようと思う。

現在、高杉良著「小説・日本興業銀行」第三部を読んでいる。高杉さんの本は一般的に“産業小説”と言われている。ご自分でとことん取材して、熟考の末に書き始めるらしい。ものすごくたくさんの著作を有するので、高杉良さんの本は、まだまだ、これから読み進めて行くことができるので、楽しみである。
 さて、今日の本題へ話を進めて行こう。「小説・日本興業銀行」シリーズ本を本のリサイクルショップにて、いつものように格安にて入手した。しかし、第一部、第二部、第四部の3巻は書架にあったが、第三部がない。2冊を読み終えて、残りの1冊が出て来ないか待ったが・・・・そうは問屋が卸さない。でも、その先を読みたくて読みたくて仕方ない。遂に、インターネット通販(古書)を探し、振込手数料を含めると結構な金額で入手した。但書のあるものであったが、内容が読めればいいので購入した。「大阪市立××小学校図書館」の蔵書であったらしくスタンプ押印である。多分、普通の人なら、何事もなく読んで、おしまい!であろう。梁山泊倶楽部の爺の探究心というか、想像をめぐらす能力は、ここが違う。つまり、その先を読むのだ。単に購入した本を読むだけではなく、その本にからまる出自(関西の方の市長の話ではない)、この本の既に過ごした出会い、そして、これからの行く末などなど・・・・想像を超えた次元を見る(読む)ことができる。もっとも、爺の現在の仕事が、まさしくそのものズバリであるから・・・・。
 話を元に復してみよう。「大阪市立××小学校というところは、なんと凄い学校なのだろう」と、爺は考えるのだ!だって、考えてもみよ、小学生に高杉良の“産業小説”を読ませよう!ということがである。多分、爺の地元の茨城県の小学校だったら、絶対にありえない話である。大人が読んでも難しい内容である。しかし、近現代史を学ぶのだったら、絶対にオススメの本であろう。現実に即して、政財界人が実名で登場するし、戦前戦後の金融経済史を、小説を読みながら学べるのだ。これが高杉文学の真骨頂なのだ。小学生には少し難しすぎるかもしれないが、爺だって小学4年生の歴史では、小学校の教科書では物足りなくて、兄の高校教科書を使用していたのだから・・・・。自慢するわけではないが・・・。
 こうして購入した第三部も、もう少しで読了である。第一部、第二部は既に、いつものように常陸大宮市舟生の蝸牛文庫の書架に並んでいる。残りの第三部、第四部もじきに同じ書架に並ぶので期待してお待ちいただきたい。もっとも、すでに読んだ数々の高杉文学、佐伯泰英、山本一力など、爺の好きな作家の本も収蔵されているので、是非、お読みいただきたい。
 とりとめのない話で恐縮であったが、「小学校には高杉文学が良く似合う」ということでおしまいにしょう。

小説・日本興業銀行③007
高杉良著「小説・日本興業銀行 第三部」表紙
小説・日本興業銀行③008
「小説・日本興業銀行 第三部」奥付

テーマ:小説 - ジャンル:小説・文学

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