梁山泊倶楽部

山岳会の会長やってます♪

越後三山「八海山」の記録 (H23.8.27-28)

 梁山泊倶楽部では、平成23年8月27日~28日、越後三山のうち「八海山」山行を実施した。会員アッチーの予てからの願いがやっと叶い、爺、麻呂、御屋形さま、アッチー、マー君の5名で山中に入った。
 昔、同じフロアで仕事をした“7Fの会”の夜の会合場所、土浦の「万作屋」で、いつも飲む酒が“八海山”である。その新潟の酒「八海山」を、八海山に登り山小屋で飲もう!というのが、そもそもの発端であった。

 ここ暫らく、降雨が続き、南の海には台風が2つも発生して、日本列島へ向かいつつあるという気象予報であった。周囲の人たちも、異口同音に「こんな天気の悪いときに山に行くの!」・・・、という。しかし、山男・山女たるもの、やっぱり“現地へ行って見なけりゃわからない”。現地で天気が悪けりゃ、温泉三昧、宴会三昧という手があるではないか。台風なんか“屁のカッパ”ということで、山狂いの5羽烏が西の空へ飛んでいったのである。
 今回の山行を実施するにあたり、現地(新潟県や魚沼地方の)情報をインターネットで入手したが、東日本大震災(地震)や7月下旬の大雨の影響で、各地の道路が通行禁止になり、八海山もその例にもれず、縦走路が崩壊するなど、我々の山行計画にも変更を余儀なくされた一面もあった。しかし、一歩山中に入れば、そこそこ厳しい岩稜と鎖場の連続する修験者の山であり、登山者もかなり覚悟の上の入山であろうか、挨拶もよろしく、ひやかし登山者は見受けられなかった。ロープウェー利用の登山者が多く、日帰り登山が殆んど全部と言っていいくらいである。だが、我々“梁山泊倶楽部の面々は違う”。一歩山中に入れば、山小屋で自ら鍋を作り“盛大に宴を開く”、翌朝は暗いうちから起床し、“ご来光を仰ぐ”・・・・、これが梁山泊倶楽部の定番メニューである。
 千本桧小屋の若主人、修験行者の方、そして我々5名、合わせて7名の山中祝宴を張り、山の情報、茨城県の穴場情報などを交換(交歓)したのだ。こうした山小屋での交歓も久しぶりである。どうしても、各グループだけの宴(夕食)を張る傾向が強くなり、あまり同宿者との交流が希薄になりつつある中での、今宵の宴は痛快そのものであった。

八海山ロープウェー登山口にて
八海山ロープウェー登山口にて
 今回は超々ロートル軍団にて挑戦なので、大事をとってロープウェーで登り、新開道を下る予定で入山した。
ロープウェー頂上駅近くの避難所
ロープウェー上部駅近くにある立派な避難所
女人堂
ロープウェーを降りて約1時間20分(コースタイム)の女人堂
 この女人堂にはバイオトイレが設置してあり、女性登山者には心強い味方である。昔々は、女人禁制の修験者の山であることから、この「女人堂」までで女性はここから遥拝したそうだ。
祓川(水場)の案内板
女人堂から幾らも歩くことなく祓川の水場がある
祓川の源流部(草付)
祓川に清水を注ぎ込む源流部の草付
薬師岳直下の長い鎖場を登る
薬師岳直下には長い長い鎖場がある
 この長い鎖場でネを上げていたら、千本桧小屋から先の岩稜、鎖場が連続する八ツ峰へ進むことはできない。下部に迂回路(巻き道)があるが、こことてもトラバース道の鎖場と思えば間違いない。千本桧小屋までの道程で、その先に進むか否かを判断するよい材料になろう。
修験者の行者様
修験者の行者様①
修験者の行者様UP撮影
修験者の行者様②
 今日は、10月10日に催す修験者たちの「鍋まつり」に使用する、石油ストーブを山小屋に運び上げるために、御山に登ってきたという。当日は、皆さんで鍋をつつき、清酒「八海山」できれいに身を清めるという。是非、秋口に八海山登山を予定されている方は、この日がネライ目かも・・・・。八海山を浴びるほど頂戴できるかも・・・・。
薬師岳から千本桧小屋が見える場所で記念撮影
薬師岳山頂にて千本桧小屋方面を背景に記念撮影
山小屋で一休みしたら“八ツ峰”へ出発
千本桧小屋へ荷物をデポして、いよいよ八ツ峰へ目指します
振り返り見る千本桧小屋
振り返り見る千本桧小屋
岩稜越えの岩稜・鎖場と迂回路分岐点
千本桧小屋から程なく岩稜と迂回路の分岐
第一峰を極める面々
八ツ峰の第一峰を極める面々
 山小屋の壁にぶら下がっている案内板には、「一般登山者はこの第一峰を極めて、引き換えしなさい」と書いてある。なるほど、そのとおりであった。
これから進む岩僚の不気味さ
これから進む岩稜線の不気味さを案じさせる展望
序の口の鎖場
まだまだ序の口の「鎖場」
まだまだの岩稜歩きと鎖場
まだまだ序の口の岩場
まだ半分も来ていない?
まだ半分も来てない?
岩場を恐れずに降りる面々
岩場を恐れずに降りる面々
大日岳(八海山)頂上に立つ梁山泊の面々
目標の大日岳(八海山)山頂に立つ梁山泊倶楽部の参加者
日ノ池(巻き道)を経て千本桧小屋へ戻る
日ノ池(巻き道)を経て千本桧小屋へ戻る
月ノ池付近を下山するアッチー
月ノ池付近を下山するアッチー
八ツ峰逍遥から千本桧小屋へ戻る
八ツ峰逍遥から千本桧小屋へ戻る
千本桧小屋の交歓会(夕食)
千本桧小屋の交歓会(夕食)
 今宵の“宴”は、最高潮に盛り上がった。別に、酔って盛り上がったわけではない。我々、梁山泊倶楽部5人に加えて、修験者の一人、そして、山小屋の若い管理人さんの7人が、夕食の宴に一同に会し“山を語り”、“修験道を語り”、そして“我々の本拠地/茨城を語り”、聖域の八海山山中で、語り合うこと暫しであった。
 このような山小屋の経験は、自ら願っても無い「千戴一隅」のことであり、梁山泊倶楽部の参加者も、山小屋の方たちも和気藹々、大いに盛りあっがたものだ。
我々のの寝所を灯す“石油ランプ”
 我々の寝所を灯す“石油ランプ”の仄かな光
 山小屋の若管理人さんは、宴の途中で抜け出し、我々が寝る部屋の階段部分に、“石油ランプ”を吊り下げておいてくれた。翌朝までの一晩中“我々の安全”と“トイレへの誘導”のために、しっかりと役目を果たしていてくれたのだ。
夜明け前の千本桧小屋&避難小屋
夜明け前の千本桧小屋(営業小屋と避難小屋)
八海山/千本桧小屋のご来光
八海山/千本桧小屋のご来光
山小屋を出発の朝
山小屋出発の朝
薬師岳直下の長い長い鎖場を下る
薬師岳直下の長い長い鎖場を下る
下山路から俯瞰する女人堂は素晴らしい
下山路から俯瞰遠望する女人堂
女人堂上部げ記念撮影
女人堂上部で元気を誇張する面々
「漕池」の水草が素敵
漕池の水草が素敵
漕池のモリアオガエルのおたまじゃくし
モリアオガエルのおたまじゃくし
下山のロープウェーから八ツ峰展望
下山のロープウェーから八ツ峰を遠望
 なぜロープウェーに乗っているかって!、地震や大雨の影響で登山道がかなり痛んでいるのも確かだが、“巻き道”を通ったにせよ、稜線越えをするのと同じくらいの苦労を覚悟せねばならない。岩場をあまり経験しない御仁がおれば、当然、安全策をとって、ロープウェー下山とするだろう。それだけ、八海山の厳しさを理解して、この山に登らせて戴くということである。
ロープウェーから振り返り見た“八海山の夏雲”
ロープウェーから見た“八海山の夏雲”が素晴らしい!
麻呂のたっての要望で八海山神社詣で!
麻呂のたっての要望で八海山神社詣で
地元の酒屋兼雑貨屋で「八海山」を購入後撮影
登山口を少し下り橋を渡った集落の酒屋(雑貨屋)さんで、清酒「八海山」と同じ醸造元の「焼酎」を、皆で購入し、空を仰いで撮影した、昨日、登った八海山八ツ峰が雲間に浮かんだ!

テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

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  • 2011/09/03(土) 22:15:58 |
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白装束の行者さまへ(返信)

行者さまへ

 梁山泊倶楽部のHPをご覧いただき、誠にありがとうございます。山を慈しみ、山に生きる方々の生き様を少しでも、感じることができました。これからの山での行事(集い)大いに、盛り上げて、楽しんでください。
まずは、御礼まで。

梁山泊倶楽部の爺より

  • 2011/09/04(日) 05:24:04 |
  • URL |
  • 梁山泊倶楽部に爺(会長) #-
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