梁山泊倶楽部

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津軽三山漫遊記(その2)「岩木山」の記録   [H23.7.27-28]

 津軽三山漫遊登山も2日目となり、本日(7月27日)早朝に登った「八甲田山」に別れを告げて「岩木山」に向かう。八甲田山下山後に酸ヶ湯温泉に浸かり、湯治棟にあるレストランで昼食をとった。PAPAはマッシュルームがたくさんはいっている“○○カレーライス”(名称を忘れたので○○とした)、麻呂と爺は“ホタテから揚げ定食”を存分に味わった。ご飯の量も多く、なかなかの逸品であった。腹を満たしたら、早速、昨日来た道を引き返して黒石の町へ、そして、弘前市内(弘前城の脇)を通り、青森県道3号線(弘前岳鯵ヶ沢線)を辿り、百沢集落の岩木山神社を参拝した。

 岩木山神社は百沢集落の中心部に位置し、村の守り神的な存在であった。鳥居から本殿へと続く参道が伸び、最奥に荘厳な本殿が望める。神社駐車場にはアイスクリン(昔懐かしい手作りアイスクリーム)売りのおばさんがおり、我々3人も、早く食べると“頭がジンジン痛くなる”アイスを頬張った。市販のアイスクリームのように、あまり甘くなく、ざくざくというか、サクサクというべきか表現しにくいが、やはり、あの昔のアイスクリンなのだ。話は飛ぶが、爺が茨城県土浦市に住んでおり、長女が幼い頃に、亀城公園で食したアイスクリームと同じものであった。
岩木山神社の大鳥居
百沢集落の岩木山神社大鳥居
岩木山神社沿革
岩木山神社の沿革
昔懐かしいアイスクリンを頬張る二人
昔懐かしいアイスクリンを頬張る麻呂&PAPA
茅葺屋根の荘厳な社務所
茅葺屋根の荘厳な社務所
神社本殿前の仁王門
本殿前の仁王門
 普通の神社なら、この門の両脇に仁王様が2対あるのだが、この神社は仁王様ではなかった。したがって、仁王門というのは間違いかもしれない。わからないので「仁王門」と記した。
最奥に鎮座する岩木山神社本殿
最奥に鎮座する荘厳な岩木山神社本殿
なんとも面白い「狛犬」
なんとも面白い「狛犬」の姿態
岩木山八合目駐車場を出発
岩木山スカイライン8合目駐車場を出発
軟弱にも9合目までリフトを利用
軟弱の謗りを免れないがリフトで宴会食材、飲料を荷揚げした!
9合目避難小屋「鳳鳴ヒュッテ」
9合目の避難小屋「鳳鳴ヒュッテ」
 大雨や降雪、雷雨、暴風雨などのときには心強い避難小屋である。小屋の内部はトイレ、土間(囲炉裏)、寝台用カイコ棚4人分(床板腐食で1人分のみ使用可能)である。積雪期を経過したばかりか、山小屋が古くなったからかは判断しかねるが、雨水が土間や北側の寝所2つ分に入ってくるので、降雨の際は床が水浸しになる。加えて、室内はカビ臭に満ちており、これからの季節に極力使用して、窓を開放するなどの努力が必要である。爺たちは、1人が寝所のカイコ棚、1人が大館鳳鳴ヒュッテの大事な銘板を横にしてマットを敷いて使用させてもらい、残りの1人は、風除室と土間の境にある雨戸(底辺部が腐って締まらない)を敷いて寝かせてもらった。当然、翌朝に元の場所に戻しておいた。少しの間(短時間)の避難で、座って(寝ないで)過すのであれば、そのままでも可能であろうが、どうしても横になって寝なければならない場合は、私たちが行ったような方法以外には、床が水浸しであるから、眠れないであろう。
 さらに付け加えるなら、9合目避難小屋から頂上避難小屋までは歩行約20分程度であるから、無理をしても頂上の小屋へ避難したほうが、快適に過せるはずであり、絶対その方法をお勧めする。
大館鳳鳴ヒュッテの立派な木製銘板
これが「大館鳳鳴ヒュッテ」の銘板
(厚さ40-50mm、長さ1800mm-2000mm、幅800mm-1000mm)
7月28日早朝、岩木山山頂へ向かう
7月28日早朝、濃霧の中を山頂へ出発
岩木山山頂の麻呂&PAPA
岩木山山頂にて麻呂&PAPA
山頂のバイオトイレ棟
山頂のバイオトイレ棟
岩木山神社奥宮社務所兼避難小屋
山頂の岩木山神社奥宮社務所兼避難小屋棟
バイオトイレの内部(便座部分)
バイオトイレ棟の内部(便座部分)
バイオトイレの内部(おが屑攪拌装置)
山頂のバイオトイレ棟の内部(おが屑攪拌部分) 
 自転車に乗り、ペダルを前に20回、後ろに10回回すよう注意書きがある。
避難小屋内部①
山頂避難小屋の内部①
 半分は神社の備品(幟など)が置いてある。寝ることも可能。
避難小屋内部②
 山頂避難小屋の内部②
 残りの半分は台のうえにマットが敷いてある。この上に4-5人、土間にも数人寝られるだろう。

 岩木山山頂を後にして、9合目避難小屋「鳳鳴ヒュッテ」に残置したザックを背負い、来たときにはリフト利用であったが、今度は(リフトが動いていないので)登山道を約1時間あまりかけて8合目駐車場へ下山した。避難小屋を出るときから、かなりの雨降りになっていた。8合目には駐車場わきに、昨年完成したばかりの「休憩所」が建っている。この休憩所は立派な造りで、男女別トイレ+多目的トイレ(夜間はこのトイレ2組が使用可能)である。休憩室には自動販売機(飲み物、かっぷめん)、ポットにお湯が沸いている。奥の方に食事用の卓と椅子がレストランのように配置してあり、その奥には座敷の部屋8畳くらいが設置されている。休憩施設は9時から16時30分まで自由に利用可能である。トイレのみは夜間用の出入り口が設けられており、24時間使用可能である。ただし、夜間は自家発電装置が止まるので、ヘッドランプの用意が必要だ。
 津軽岩木スカイライン(有料道路)のゲートは、朝8時に開き、夜5時に締まってしまう。夕刻の料金所通過は午後4時20分頃までが最終許可時刻であったと思う。なお、ゲートが閉じて夜間にスカイライン内に車を置く場合には、料金所にて「申請書」を提出しなければならないことを付け加えておく。
 7月28日、午前7時40分頃に8合目駐車場を出発し、スカイライン料金所(ゲート)を丁度8時頃に通過した。8時少し前から作業用車両、自衛隊車両などがスカイラインを上がってきたので、多分開門時刻を早めたのではないだろうか。爺たちは、県道3号線を鯵ヶ沢(日本海)へ向けて出発した。鯵ヶ沢温泉で入浴と思ったが、ホテル1軒が鯵ヶ沢の温泉のようなので諦めて、鯵ヶ沢漁港付近を車を流しながら見物した。浜辺の物産館の中に“相撲展示館”なるものがあった。9時開店なので港付近を、さらに流して時間を潰した。そういえば、舞の海関が鯵ヶ沢出身であった。その縁で「展示館」ができたようだ。
土俵を再現展示
鯵ヶ沢の「相撲展示館」内に土俵を再現
鯵ヶ沢の相撲展示館(まわしの展示)
まわしの展示
 このほかにも、たくさんの相撲に関わる展示物があった。とくに、舞の海が使用したものが展示されており、関取から展示館に提供されたものであろう。是非、皆さまも鯵ヶ沢へ行く折には「相撲展示館」をご覧ください。
不老不死温泉名物の海中露天風呂
不老不死温泉名物の海中露天風呂
 鯵ヶ沢温泉がだめだったので、日本海沿いの温泉を探しながら白神方面へ南下してきた。40数年まえから一度は入ってみたかった「不老不死温泉」があった。かなり大きなホテルで、宿泊棟へ向かう道路と日帰り入浴棟へ行く道がかなり離れて引き込まれていた。この頃、かなり強い降雨に見舞われており、駐車場からホテルの受付へ行くまでに、ずぶ濡れになってしまいそうなので、3人ともに“知らぬ顔の半兵衛”を決め込み、料金をも聞かずに車を発進させてしまった。すぐそばに、「みちのく温泉」が地図に載っているので、そこで入浴するか、宿泊するかを決めよう!ということになった。みちのく温泉へ行くと、玄関前の駐車場には車が数台停まっているだけで、営業しているのか、いないのかわからない状態なので、またもや車を発進させて、十二湖方面へ向かった。小さな漁港が点在するので、民宿ならあるだろうという、軽い気持ちで車を前進させた。結局、十二湖への分岐をやり過ごし、白神岳登山口の休憩所まで行ってみることになった。登山口駐車場はとても大きくて、車100台以上が駐車可能であろう。駐車場奥には地元町が設置した「休憩所」(避難小屋)が建っている。板敷きが12畳程度、土間部分はもう少し広く、土間の周りにはベンチが設置してある。男女別トイレ、流し台(洗面台)があり、飲用不可ではあるが水もでる。ただし、この休憩所には「休憩所ですので宿泊はできません」の注意書きがあった。まあ、仮眠程度ならよいのだろうが、はじめから宿泊目的で訪れるのはやめたほうがよいだろう。
みちのく温泉旅館(玄関前)
散々迷った挙句の宿泊地「みちのく温泉旅館」
 一度は玄関前に来ながら、訪ないもせずに走り去り、五能線/十二湖駅前の看板見ながら宿泊交渉をしたのだ。当初は1泊2食付1万円以上であったが、PAPAが交渉の末に“ビジネス宿泊”にしてもらい、格安価格で宿泊することとなった。この後に紹介するが、この「みちのく温泉旅館」は、温泉よし、眺めよし、馳走よしの良い宿であった。白神岳登山の折に宿泊するのであれば、是非「みちのく温泉旅館」をご利用いただきたい。近くの「不老不死温泉」の宿泊価格は不明だが、これらも利用価値があるだろう。
みちのく温泉旅館庭園にある超弩級の「水車」
みちのく温泉庭園内にある超弩級の「水車」
これは絵になる。温泉も重曹泉といったか、少し茶色くて鉄分を含むのかなー!と思ったが、肌がスベスベして、とてもいい温泉である。露天風呂も庭に5つくらいあったように思う。露天風呂から五能線の列車が目の前を通るので、大事な部分を隠して入浴されたい。(冗談です、自分で見せようとしない限りは列車からは見えません)
客室や露天風呂から五能線の列車や海を展望
廊下の窓から撮影した五能線の列車
格安価格で宿泊だが夕食膳は同じだ!
こんな贅沢な食事をいただきました!
爺は夕食どきに冷酒(日本酒)、麻呂とPAPAはそれぞれビールを1本注文し、翌日の朝食と昼食(別料金500円)を作ってもらって、1万円でおつりがきた。周囲を見渡すと、爺たちはビジネス宿泊、一般宿泊者には写真の料理+さざえのつぼ焼きがセットされていた。しかし、これだけの料理であり、お年寄では食べきれないのではないだろうか。まあ、PAPAの交渉のおかげで、よい温泉旅館に宿泊できたことに感謝したい。
満足げに食事中の麻呂&PAPA
満足そうに食事中の麻呂&PAPA
みちのく温泉の車
「みちのく温泉旅館」の車
 宿泊翌日の7月29日は、朝5時に朝食と昼食のおにぎり弁当を受け取り、白神岳登山口へ車を走らせたのだ。
とてもよい温泉旅館であったので、白神岳の登山者やこの方面への旅行者に、是非、ご利用いただきたく、再度お願い申し上げます。

<行程概要>
7月27日
■酸ヶ湯温泉       12:00
 弘前市内を通過
 岩木山神社(百沢部落) 13:00
 津軽岩木スカイライン経由
 岩木山8合目駐車場   14:00頃
 どこに宿泊するかを検討!
 8合目出発(リフトにて)15:15
 リフト終点(9合目下部)15:25
 9合目「鳳鳴ヒュッテ」 15:40
 夕食の宴、宿泊、就寝  18:30頃

7月28日
■岩木山9合目鳳鳴ヒュッテ 4:45
 岩木山山頂着       5:05
 岩木山山頂発       5:25
 8合目休憩所(駐車場)  6:10頃
 8合目駐車場発      7:40頃 
 スカイライン料金所通過  8:00
鯵ヶ沢(相撲展示館)   9:00
 不老不死温泉      11:50
 白神岳登山口休憩舎   13:00頃
 みちのく温泉旅館入館  15:00頃
 夕食/就寝        18:00~
 

テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

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コメント

バイオトイレ

はじめまして、バイオトイレ良いですね。ご紹介させてください。

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